todojunの真理を追究する日々

日々考えていることなどを徒然と書いていきます。

 今日見たTV

ここでは、ただ単に見ただけでなくなるべく印象に残ったものを挙げようと思います。

  • お父さん出番です!(1) 「思春期・ネットの危うさに真っ青」 NHK教育
  • 小柴昌俊博士の楽しむ最先端科学 「量子物理学・目で見えた!量子の世界」 NHK教育

偶然にも教育テレビが並びました。普段はあまり見ないんですけどね。
「お父さん出番です」、には斎藤環さん、石田衣良さん、山口良一さんが出ていました。司会は堀尾正明さんでした。いやこれはおもしろかったです。だいたい40歳〜50歳くらいの子供を持つ父親が4人くらい集まって、子供について話をするなんて場面見ることまずないですからね。大人の風格を感じられる方々の、じっくりと言葉を選んだ発言は、なかなか沁みました。特に石田衣良さん、名前は知っていたのですが、実際に初めて見て、いい味出してると思いました。NHK教育ということで、型どおりの発言しかされないのかと思っていましたが(カットなども含めて)、しっかりと考えた意見が聞けてよかったです。どなたかの発言で「一般論で語るのは1番嫌われる」と言っていましたが、まさに一般論になってなかったところが好印象でした。
この番組は明日もあるらしく、テーマが「思春期・性のめざめにドッキリ」だそうで、非常に興味があります。でも、明日は卒論研究室の飲み会なんで見れないんですよね。ビデオも録るのびみょーなので、再放送に期待します。
小柴さんの番組は、ちょうどテフ君と量子力学の話題で盛り上がっていてそれに関係している内容だったので、かなり熱中してみました。東工大の上田教授が、高校生らしき生徒に量子力学の導入としての基本的な考えを教える、という内容でした。僕は、それなりに予備知識があったからよいものの、初めての人にはかなり難解できつかったのでは、と思います。あ、上田教授の説明が上手くなかったとかそういう問題では決してないですよ。量子力学自体がとても難解な考え方を必要とするので、必然的に難しくなるだけの話です。今までの常識をひっくり返されるような衝撃がありますしね。先生の話自体は、とても濃ゆくて、しかも好奇心をくすぐられるものでした。実験事実から話を進めていくスタイルは完璧でした。最後の方に、工学的な応用についておっしゃられてましたが、ここが個人的には1番興味あるところですね。量子コンピュータと量子暗号。うちのお隣さんの学科では、こういった研究は盛んに行われているようです(定かではない)。
自分を触発する媒体としては、TVもなかなかいいものですね。これからは頻度高くとりあげていきます。