todojunの真理を追究する日々

日々考えていることなどを徒然と書いていきます。

 普通の一日

今日は昼過ぎに起きて、研究室に行き、帰ってきて寝る(まだ寝てないですけどー、笑)、という至って普通の日でした。
起きてすぐに、なぜか警視庁の人が訪ねてきて「3人家族ですか?」とか「下の○○さんは住んでるんでしょうか?」とか聞かれてちょっとびっくりしました(うちは4人家族です。兄が実家に戻ってきたのを知らなかったようです)。とりあえず自分はまったくやましいことはしてないのですが、やっぱりちょっと気になりますねぇ。
プログラム作りはだいぶ進行が早くなってきました。ですが、まだまだかなり遅れているので、これからが頑張りどころです。
帰り際、教務室の前で学内広報を発見したので、持って来ました(持ち出し禁止だったかも)。というのも、学生生活実態調査の結果が載っていたからです。僕が無作為抽出の1/4に選ばれて調査依頼が来たのにも関わらず、出さずじまいになってしまっていたやつです。回収率は40.6%で、(おそらく)完全なボランティアにも関わらず結構高い回収率だと思いました。
平均年収など、一部の項目は、先日ヤフーニュースでもトピックになっていました。gooでの記事を発見したのでリンクを張っておきます。
http://news.goo.ne.jp/news/sankei/shakai/20041208/e20041208015.html
質問事項がとてもたくさんあったので、印象に残った一部だけ書き出しますと、

学部・学科等の選択に際してどのような点を重視しましたか?
「自分が惹きつけられた学問分野であること」を選択した割合。前期課程では、理一、理二、文三がほぼ9割。文一、文二、理三がだいたい2/3(6割5分くらい)。後期課程では、文、理、工、農が9割。他8割台が多い中、医が2/3、経済が55%、法が50%。
「社会のためになる分野であること」を選択した割合。後期課程で、2,3割台の学部が多い中、文学部11.2%、理学部6.3%。
なんとなく想像していたことだけれど、実際に数字にして示されると、ちょっと驚く部分もある。こんなにも学部によって差が出るものかと。東大内部にはいろいろな人がいるけれど、学部別に分けるとかなり似たもの同士が集まっているのでは、と感じた。
日本の教育の現状と、これから向かうべき方向について(自由記述)
とてもハイレベルな文章が多かった。下手な新書などの本よりこちらの方がずっと参考になる。基礎学力を無視した「ゆとり教育」には意味がない、ある程度の知識があってこそ考える力がつく、という意見がとても多かった。個人的にもこれは大いに納得。エリート教育推進論と、否定的見方と両方ともがあった。
主たる家計支持者の年収分布
1550万円以上が、男子学生の親が7.3%に対し、女子学生の親が17.2%。全体的に女子学生の親の年収が高い。
女子学生の方が、親の年収による影響が大きいと言えそうである。ただし、親の学歴-親の年収、親の学歴-子供の学歴、という2つの高い相関から、親の年収-子供の学歴の相関が導き出されるということも考えられるので、親の年収が直接子供の学歴に影響を与えるかどうかは、考慮する余地がある(親の学歴を固定するなどして調査するなどして)

僕は、アンケートというのは昔から好きでして、高校のときなんかは、アンケートサークルだかアンケート部があったらぜひ入りたいなーと思ってたくらいでした。色々な人の意見がわかるのって面白いと思いませんか?
アンケートの結果って見てるだけでもかなりの時間楽しめます。そして、ここが統計好きの原点なんだと思います。だから、どちらかというと(というよりほぼ一方的にですが)、理論としての統計学ではなくて、実践としての統計学に興味があります。まぁ、統計に限らず、理論より実践がまず先にありきだと思っていますが。
短めに終わろうと思っていたのですが、思ったより伸びましたー。それでは。