todojunの真理を追究する日々

日々考えていることなどを徒然と書いていきます。

 高校サッカー準決勝第2戦 野洲 vs. 多々良学園

今年の高校サッカーは、テレビで試合は見ていませんでしたが、国見が大阪朝鮮に破れ、その大阪朝鮮を準々決勝で野洲が破ったというところまでは聞いていました。野洲ってどんなチームだろう、聞いたことないなー、と思って見たこの試合ですが、野洲のプレースタイルに惚れました。。
メキシコを彷彿とさせるような、ショートパスを多用した組織的なプレーが見事でした。フィジカルではなくて、技術とチームワークを中心にここまで勝ち上がってきたのは本当に素晴らしいです。ヒールパス、股抜き、スルーパス、もう見事なまでに決まりまくっていて、何度も「おー!」と声を上げてしまいました。こういうテクニカルなプレーって、連発して取られたりなんかすると、安易なプレーとかって批判されたりするのですが(特に日本代表なんかで多い)、きちんとチームとして積極的に取り入れるスタイルが出来上がっているから、バンバン挑戦するし、見事なまでに決まるんですよね。この徹底した戦術は素晴らしいし、見ていて楽しいです。
今日の試合では、決定的場面が何度もあったのにシュートを外しまくっていたので、そこが課題でしょうか。しかし、相手ゴール前でも冷静にパスをつないだりテクニカルなプレーをするところは、さすが!って感じですね。日本中に蔓延している「失敗怖い怖い病」から解き放たれている姿は見ていてすがすがしかったです。
このすごさは、もちろん監督の手腕によるところが大きいわけで、そういう意味では教育的にも学ぶところが多いです。やはり指導者っていうのは大事ですね。
あ、ちなみに試合は1-0で野洲の勝利でした。鹿児島実業との決勝が楽しみ!