meet the mctv (at Shibuya O-East)
mctvというのは、SPACE SHOWER TVにて、YAMAHA MUSIC FOUNDATIONが提供している番組「music city tv」の略のようです。この番組連動の企画という感じでしょうか。yamahaのミュージシャンがずらりと揃って豪華なステージでした。
出演ミュージシャンは次の通りです(出演順)。
- opening act. ユースムースアヴェニュー
北朝鮮戦を見てたらちょっと遅刻して、すでにHungry Daysの演奏が始まっていました。それでは、各ミュージシャンについてコメントを。
- Hungry Days
- とにかく彼らは熱い!勢いとパフォーマンスがすごかったですね。あの年代特有の青臭さ、躍動感に、高校時代の文化祭を思い出しました。「喜怒哀楽」のサビをみんなで歌うところは特にそういうものを感じて思わず熱くなりました。観客も同年代くらいの人たちがかなり盛り上がっていました。「卒業のうた」を聴けなかったのは残念でした。もしかしたら最初の曲だったかな。あと、メンバー全員の顔がイキイキしてるのが印象的でした。
- 拝郷メイコ
- メイコさんは声がとってもやさしい。今回聴いて改めてそう思いました。「どれどれの唄」のフル楽曲が聴けたのが1番よかったです。あれってCM専用の曲で、短いものだと思っていたのですが、ちゃんと長く続くんですね。「ぼーくーをーうごかーすーこうーきしん♪」の部分はサビじゃなくてAメロの途中でした。
- 伊藤サチコ
- 今日のサチコさんは、3曲のみ。最初の曲は今回初披露ということでしたが、かなり独特なメロディーで、1回聴いただけじゃつかみきれないな、という印象でした。曲名は未発表(たしか)。続いて、「三日月の夜」「赤い魚」と続きます。今回は、バックに2人がついていたので、かなり工夫をこらしたアレンジになっていました。今回は「赤い魚」で広がる世界がとても壮大で印象的でした。
- マイコン兄弟
- 元Jungle Smileの吉田ゐさおさんと、CORE OF SOULのケイスケさんの、なんだかよくわからんユニット。ステージには上がらず、横の狭いスペースで、なんだかよくわからない変な世界を作り上げていました。古臭いような曲を、変な振り付けでカラオケのように歌う。ホントなんだったんだろう。終わったあとは会場がかなりざわめきました。
- CORE OF SOUL
- 僕のCORE OF SOULのブームは2,3年前だったと思いますが、結構期待してみました。かなり前に出していたお気に入りシングルの「Flying People」が聴けて満足です。観客もかなり盛り上がっていました。
- Sound Schedule
- すごい人気でした。登場する頃から女性の黄色い声(?)がきゃーきゃーなってました。今回の出演ミュージシャンの中で1番たくさんの曲をやったような気がします。個人的に好きでカラオケでもよく歌っていた「ピーターパン・シンドローム」も聴けたし、最後には最新シングルの名曲「アンサー」も聴けたしで満足でした。それにしてもちょっと掠れた渋い声で思い切り歌うと、のど痛めないかなーなんて心配してしまうんですが、特に問題はなさそうでした。MCも上手くて人気あるのは納得。
- セッション
- さすがにアンコールはないだろうなーと思って帰りかけていたところ、なんと出演者勢ぞろい(オープニングアクトと吉田ゐさお除く)でセッションがありました。yamahaミュージシャンの大御所、中島みゆきさんの「ファイト!」でした。いやーいい曲です。イベントライブの1番の醍醐味はこのセッションといっても過言ではないくらい、セッションはよいです。それぞれのヴォーカルの個性がよりあぶりだされ、それでいて不思議な一体感を感じるんですよねー。「みんな音楽を楽しんでる仲間だぜぃ!」みたいなメッセージを受け取れる気がします。
4時間くらい立ち見だったのですが、全然疲れないくらい楽しめました。HUNGRY DAYS、CORE OF SOUL、Sound Scheduleは初めてだったので楽しみにしてましたが、期待通りよかったです。ワンマンとか見に行くとかそういうのとは違いますけどね。1度は見たかったんでそれが達成できてよかったです。HUNGRY DAYSの「卒業のうた」は残念だなー。
上にも書きましたが、最後のセッションはやっぱりよいですわー。セッションはミュージシャン同士のつながりだけど、それを聴く側も、好きなミュージシャンの枠を越えてつながれる感じがしました。
久しぶりの大きいハコで、演出(特に照明)が豪華でよかったです。いろんな場所でのライブを見てきたけれど、どこも独特の味わいがあってよいなー、などと感心します。結局、ライブはよい!ってことです。
次のライブは4月6日のRie fuです。どんなライブになるかなかなか想像できないですが、楽しみです!