todojunの真理を追究する日々

日々考えていることなどを徒然と書いていきます。

 ダメな母親

今日は、ダメダメな母親を見てしまいました。2人の子ども(小学校1年以下くらいの男の子)に公文だかなんだかをやらせていたのですが、2人は楽しそうにふざけあって全然勉強しません。何度か母親が注意したり怒ったりしていたのですが、一瞬だけ黙ってまたふざけあう。それでも1人の子はやり始めたのですが、もう1人の子は全然やりません。とうとう、母親は怒って
「お母さんの子は何でも真面目にやるんだから、あんたはお母さんの子じゃない!」
などと、のたまったのです。言われた男の子は「ちがう!なんでー」とか言いながら泣き出してしまいました。母親は、普通の大人ならば屁理屈だろうと思うような論理を言いながら、男の子を突き放し(言葉で)、従わせようとします。
結局男の子は先に帰って(らされて)しまいました。その後5分と経たずに母親ともう1人の子も出て行ったので、さすがにちょっとは心配になったのかもしれませんが。
これはまさしく服従だなー、と思いました。はっきりいって、小学校にも満たない年齢の子に、嫌々ながら勉強させるなんてのは、百害あって一理なしだと思います。小さい子は遊びが大好き、遊びが人生みたいなもので、そこからどんどんずんずん吸収していき成長していくものでしょう。もちろん他人に迷惑をかけたときは、きちんと叱ってしつけるべきですが、勉強しなくて叱る、しかもあのような怒り方をするのは言語道断でしょう。しかも、下手な論理であっても、小さな子どもはそれに対抗する思考力を持ち合わせていなので、無意識になんかおかしいと思いながらも何も言えず不満を溜めていってしまう。
男の子がかわいそうでした。が、隣のテーブルにいながら何も言えませんでしたねぇ。ちょっと考えさせられました。
そうそう、この母親、叱るときに、もう1人の子はしっかりやっているのにあんたはいけない子ね!みたいなことも言ってました。これは、1番やってはいけない「比較」ですね。自尊心を非常に傷つけます。
こうやって、母親の意向をよく汲み取る従順な子は、怒られたくないのでより従順になっていき、反抗する子は疎外されてしまう。そして、従順な子は優等生(心は満たされているわけではない)に、反抗する子は落ちこぼれになっていく…。一場面からは想像しすぎかもしれませんが、なんだか考えてしまいました。
ダメ家庭については、昨日ちょうどダメダメ家庭の目次録を発見したので、参考にしてみてください。なかなかおもしろいですよ。ちなみに、このサイトを発見した検索キーワードは、「苦労は買ってでも」でした。本当に「苦労は買ってでもしろ」なのか疑問に思ったので、それに対する意見を探していたのです。