todojunの真理を追究する日々

日々考えていることなどを徒然と書いていきます。

 遅起き

今日もなんだかあまり寝起きがよろしくなかったので、3限はサボることにし、5,6限のみ参加しました。教育実習オリエンテーションの合格発表が掲示されていましたが、番号が書いてあると思いきや、なんと「全員合格しましたので…」と書いてありました。全員合格しました、なんて合格発表の掲示初めて見ました(笑)
5限の佐藤学先生の「教育の方法」、6限の小国先生の「教師論」、両方とも最高におもしろいです!
佐藤学先生の講義は、教育にかける情熱がすさまじく伝わってきます。いやー、夢とか希望を持っている人って魅力的ですねー。本当に教育が(人間が、学びが)好きっていうのが伝わってきて、それだけでプラスの刺激を受けます。もちろん講義の中身もおもしろいのですが、せっかく本などでなく講義なのだから、そういった生の情熱を伝えない手はないですよね。「本で学べるようなことをそのまま教えるんだったら、講義の意味がない」ということを、全ての教育者には共通認識として持っておいてもらいたいものです。
授業では僕の尊敬する(しかし会ったことも講義を受けたこともない)佐伯胖さんの話題も少し出ました。「学び」という言葉は、10数年前(もっと前だったかな)に佐藤さんと佐伯さんが使い始めた言葉だそうです。あと、「勉強」という言葉は、もともとは中国語で「1、無理する。2、無理しても無理」というような意味らしいです。関西弁の「勉強します」というのは、「(これ以上無理なくらい)安くします」というところから来ているようです。おもしろい。
佐藤学先生の本は、教育書コーナーでよく見ていたのですが、まだ実際に買って読んでいないので、一度本格的に読み込んでみようと思います。
教師論も、ホント先生がおもしろいです。前回も書きましたが、本当に落語家のような話し方なんです(実は落語研究会出身だと言ってました)。独特の話術には完全に持ってかれますね。下手な漫才よりおもしろいんではないでしょうか。講義の方は、本題よりも、脇道にそれた話の方がおもしろく参考になります。どこどこ大学の教育学部の裏事情とか、こんなん公教育の場で言っていいのか、というようなすれすれの話も聞けます。それにしても、あんなに教育者らしくない(いい意味で)先生も珍しいです。
2人に共通しているのは、「私」という観点から話すということです。それは社会的な教師としての立場からではなく、「私そのもの」から言葉が発せられているということです。教師という仮面をかぶっていない。そういうところにとても魅力を感じるんだと思います。
いやー、予想通り講義がおもしろくて満たされました。積極的に講義に出たい!と思える講義を受けられるなんて幸せですね。
そういえば、ページ左上にプロフィールの欄が出来たのに気がつきましたか?たいしたことは書いてないですが、参考までに。