todojunの真理を追究する日々

日々考えていることなどを徒然と書いていきます。

 見たいテレビ番組がない

最近、全然見たい番組がありません。特にゴールデンの時間帯。もう本当にこれがゴールデンか?というくらいに興味をそそられる番組がありません。たいてい新聞のテレビ番組欄を見てがっくりしてます。なんでこんなに低レベルな内容(主観)の番組が多いのかと。ゴールデンの時間帯の番組は特に、万人向けに作られているので(?)、知的好奇心を満足させるような番組はほとんど見当たりません。最近になって知的娯楽番組が増えてきているようですが、そのほとんどが単純な知識を問うような、旧来から批判され続けてきたような学力に基づく問題ばかりを出すものであって、深い教養に基づいたものではありません。深い教養に基づいたものであれば、心からの納得と感動が得られるはずですが、それを感じさせる番組はほとんどありません。
そんな中、僕がかなり評価している知的娯楽番組が2つあります。「世界一受けたい授業」と「平成教育委員会」です。「世界一受けたい授業」は、名の知れた教授の方々による授業ということもあって、非常に教養のある深い授業を聞くことができます(もちろん、人によるが)。当然テレビなので専門的なところに言及することはできませんが、「学問すること」や「日常の学問」に対する視聴者のモチベーションを高めるという意味で、とても価値のある番組だと思います。映像を駆使しているところなど、テレビを用いていることを最大限に生かしているところ構成にも好感が持てます。この番組、結構好きなのになぜか最近はあまり見る機会がありません。
平成教育委員会」の方は、テレビ番組としては珍しく、思考系の問題、理系的な問題が多いところが好きです。ただし、最近は問題とは関係ないところで妙に時間を浪費してしまっているので、あまり積極的に見る気はしません。世に多い、単純な知識を問う番組に対するアンチテーゼという意味での存在価値は高いと思います。
あと、他にテレビ番組でよく見るジャンルはスポーツです。野球のシーズン中には巨人戦を見てるし(アンチ巨人として)、サッカーの日本代表戦は時間の都合が合う限り大体見ています。身体を使っているというところと、真剣勝負っていうのにワクワクするのかも知れません。ただし、競馬や格闘技はイマイチ面白さがわかりません。僕のスポーツの好きな度合いは、そのスポーツの要求身体技術レベル(主観)と高い相関があるような気がします。
あと、NHKの番組は基本的に興味を引かれるものが多いです。「しゃべり場」は以前よく見ていましたが、最近は飽きたのであまり見ていません(10代をとうに過ぎたからか)。「課外授業〜ようこそ先輩〜」はかなり好きなのですが、これもなぜかここしばらく見ていません。「爆笑オンエアバトル」も全然見てないですねぇ。単発番組では、「日本の、これから」は視聴者参加型の非常に良い試みの番組だと思います。出演者などからの意見を一旦きちんと意見として聞き入れ、それに対して即断しないところにも好感が持てます。民放のように変に扇動的にならないところはさすがだと思います。これって案外難しいことではないかと感じます。
単発番組で思い出しましたが、「世にも奇妙な物語」は大好きです。あのSF的で綿密に練られたプロットが最高です。よく15〜20分程度であれだけ密度の高い作品に仕上げられるよなー、と毎回感心しています。なんだか心の奥でくすぶっているものを刺激しますね。
後はなんでしょう。ドラマは基本的にあまり見ません。教育関連モノは結構見ます。バラエティはほとんど見ません。軽いノリの番組はほとんど心の深い部分を刺激しないので。
タイトルからどんどん逸れてきてしまいましたが、結局現在定期的に見ている番組はほとんどないですね。大抵夕飯を食べた後はネットに即行して遊びます。やっぱりこんな楽しい遊びは他になかなかないですよ。テレビ→ネットという流れは、個人的にも、そして社会的にも、これからますます加速していくような気がします。
お後がよろしいようで。