todojunの真理を追究する日々

日々考えていることなどを徒然と書いていきます。

 第一志望終了

官庁訪問も第二クールに入りましたが、残念ながら昨日の訪問で第一志望は99.9%終わってしまいました(28日終了時点で100%確定)。ついこの前第一段階を突破して興奮していたのに、ホントあっけないですね。確実に終了が決まり次第、詳細をアップしようと思います(7/3up完了)。とりあえず、残った人たち、最後まで頑張ってください!
今日の訪問では、予想通りかなり人数が絞り込まれていて、初日50人くらいだったのが15人にまでなっていました。最後の面接でバシバシ切られていたようで、前回結構話した人たちもかなりいなくなっていました。聞くところによると、春採用で5人程度既に採っていて、残りは10人程度。そこから推測するに、初日訪問の人の採用は7,8人程度ではないか、と予想されました。とすると、現段階で倍率2倍程度。まだ厳しいには厳しいけど、手が届く位置まで来たな、という印象でした。
控室では、かなりシビアな競争にも関わらず、結構話が弾みました。さすがにここまで残る人たちだけあって、一本筋が通っているようなカッコイイ人が多かったですね。沢山話して、沢山刺激をもらって、何より面白かったです!自分はここで終わってしまいましたが、残った人たちにはぜひ最後まで頑張って内定を勝ち取って欲しいし、何かの機会にまた会うことがあったらうれしいな、と思っています。
そして、実は驚いたことに、今日来てた一人が、なんとこのブログの前回の記事を読んでいました!う、うがー。すごいなー。世間は狭い。そして、実は人事の方は官庁訪問関連のブログや2chなどを確認しているらしいということを聞いて、や、やべー、と一瞬不安になってしまったのでした。まぁ、でも特にマイナスになるようなことは書いてなかったはずだし、問題にはならなかったでしょう(もう終わったけど)。
今日の敗因と言うか、一番痛かったのは、初回の面接で大失敗してしまったことです。この省庁で初めての原課面接で、なぜか必要以上に緊張してしまい、一瞬頭が真っ白になってしまったのです。その質問は志望動機に関わることだったので、明らかにここで評価は転落してしまったでしょう。初回終了時点で終わりを確信しましたが、それを裏付けるかのように、2回目、3回目と明らかに面接官の格が下がっていき、面接内容も明らかに手ごたえのないものでした(採ろうか判断するような、きつい質問がほとんどなかった)。そして、前回と同じ最後の人から、相当遠まわしな表現で終了を告げられたのでした。今日は途中からかなり意気消沈していたし、覚悟はできていたので、ショックはあまりありませんでした。
頭が真っ白になってしまった他にも、今日は全般的に受身に回ってしまったような気がします。質問された事柄にうまく答えることが中心になってしまい、こちらから積極的にアピールする姿勢に乏しかったのではないかと、後から考えるとそう思います。また、志望動機がまだまだ甘かったです。特に、現場の教員ではなくて、教育「行政」官になりたいのはなぜか、という点について、明確に答えることができていませんでした。前回はうまく切り抜けたのですが、ツッコミがきつかった今日の初回面接ではボロが出てしまいました。そもそも、僕自身の志望が、教員より教育行政官の方が有意に高いわけではないので、ある程度本心を隠して(あるいは本心を騙して)面接に臨まなければならないのですが、残念ながら並列という印象を面接官に与えてしまっていたと思います。教員になればいいじゃない、そんな生半可な気持ちで過酷なI種の行政官が務まると思うの?と言うのが面接官の正直な気持ちだっただろうし、僕が面接官だったとしても、そういう印象を持ったような気がします。
残念ながら、官庁訪問の第一志望はここで終了してしまいましたが、自分自身の将来の展望を考える上でもとても貴重な体験になりましたし、今後の自分自身にも少なからぬ影響を与えるのではないかと思っています。10年後、20年後に何をしていたいか、どのような社会人でありたいか、ということを真剣に考えたときに、僕の頭に第一に描かれるのは、現場の教員として働いている姿であって、教育公務員ではないということがはっきりわかりましたし(実はこのこと自体は以前からわかっていて、教育公務員を一生続けるつもりはなく、将来例えば私学を開きたいと思ったときのための布石にしようかという戦略的意図もあった)、では今から自分はどのように行動していくべきか、という指針についても、少しずつ見えてきたような気がします。
とにもかくにも、ここしばらく、悶々とした日々が続いていた中で、非常によい刺激になりました。