todojunの真理を追究する日々

日々考えていることなどを徒然と書いていきます。

 大学について色々と

前回書いた最近の出来事の中で、肝心なことを書き忘れていることに気がつきました。14日の日曜に、教育心理学の最終試験を受けてきたのでした。これを忘れちゃいけませんな。家族の間では、この単位のために一年間を余分に費やしている、ということになっているのですから。
試験問題は、なんとこの前受けて落とした問題と全く同じでした。記述形式なので、今度は絶対に通るぞ!と確信はできませんが、前回よりはまともな文章は書けたと思います。というか、前回書いて落ちた解答のどこがいけなかったのか、全然フィードバックされないので、自分で判断して改善しなきゃいけないようになっているのです。これは何とかならないものでしょうか。だいぶ不満でした。


教育機関ということで、これにちょっと関係あるニュースが今日ありました。神戸市外国語大が、2007年度からの独立法人化に基づく手続きの不備により、今度の新入生の1年目の教職科目が認定を受けられないという記事です。

神戸市外国語大(同市西区)が、4月からの独立行政法人化に伴う手続きで、学生が教員免許を取得するのに必要な教職課程の認定申請を忘れていたことがわかった。

 文部科学省は昨年10月に受け付けを終了しており、今春の新入生は1年間、教職課程の授業を受けても教員免許に必要な単位に認定されないという。

 同外大は現在、中学と高校の英語、ロシア語、中国語、イスパニア語と、高校の商業の教員免許が取得できる教職課程を持っているが、法人化に伴って改めて同省への申請が必要だった。担当者が今月に入ってミスに気づき、上司に報告、同省に問い合わせたが、申請は認められなかった。

 同外大では、教職課程の59単位のうち「教職概論」(2単位)について1年生での受講を認めており、新年度の新入生が教員免許を取得するには、この授業を2年生以降に受講しなければならないという。

これを読んで、文科省も厳しいなー、などと思うかどうかは人によって異なると思いますが、不備の詳細についてわからないのでその点はとりあえずおいておきます。僕が憤りを感じたのは、これを受けての大学側のコメントです。

本学は、2007年4月より公立大学法人に移行する予定ですが、その際、2007年度において教員養成課程(教職課程)の授業を実施するための認定手続きを本学の手違いにより行うことができなかったために、認定が受けられない状況となっています。2008年度からの認定に関しては、現在、申請の準備をしています。

 このことから、2007年度に入学される方のうち教員資格の取得を希望される方が教職課程を履修する場合、履修期間が現行の4年間から、2年生から4年生までの3年間で履修し修了していただくことになりますが、履修において学生の皆様に過度の負担が生じることのないよう、本学において対応方法を検討しております。

 また、2007年4月には、教職課程の履修モデルを作成し、教員資格の取得を希望する新入生の皆様へオリエンテーション等で履修方法の説明をするとともに、個別相談窓口を設置することなども予定しております。

 なお、現在本学に在学中で教職課程を履修されている方については、2007年度に認定を受けられないことによる影響はありません。

 2007年度に入学される方が、これまで同様、円滑に学業を修了できるように努めてまいりますので、ご理解のほどよろしくお願いいたします。

あれ、どこにも(新しく入ってくる)学生への謝罪がないじゃないですか。学校側の不備のせいで、新学生が不利益を被っているのに、そのことに対して謝罪の言葉がありません。こういう事態に陥ってしまいましたが、こちらも最大限の努力をしますので、何卒ご理解ください、と言っていますが、本当に当事者意識があるのでしょうか。この文章を読んで、今年のこの学校の受験生は何を思うでしょう。タイトルも、「履修期間変更のお知らせ」とあり、あたかも自分たちの意志で変更したのであってミスではない、とでも主張しているかのような錯覚を起こさせます。こういう記事を見ると、自分の大学時代のことも思い出して無性に腹が立ってきます。これだから、大学事務は役所的、官僚的(悪い意味で)と言われるのでしょうね。


うーん、本当はフットサルとかの話も書きたかったのですが、あまり書く流れではないので、今日はこの辺で。