todojunの真理を追究する日々

日々考えていることなどを徒然と書いていきます。

 「数学ガール」で泣きそうになりました。

昨日紹介した、結城浩さんの「数学ガール」ですが、数式はざらっと追う程度で最後まで読み進めました。

ていうか、これは本当にすごいですよ!今まで読んだ本の中でも数本の指に入るくらいの傑作だと思いました。最後は涙が出そうになりましたもん。ぜひぜひ沢山の人に読んでもらいたいし、ベストセラーになってもらわないと困ります!「博士の愛した数式」がベストセラーになったんだから、こちらだってベストセラーになってもらわないと。理系離れが進んでいる日本の将来がかかっているといっても過言ではない(多少過言か)と思っています。

これだけ本格的に数学的な内容を詰め込みながら、小説としても普通に楽しめる本が、未だかつてあったでしょうか。青春数学小説というジャンルが新たに生み出されたくらいの衝撃がありました。こういう方向性の小説がこれからもますます沢山生み出されるようになってくれれば、日本の未来は明るい!なーんて思ってしまうのは、思い込みすぎでしょうか。まずは、これが大ヒットして次回作が検討されることを、切に祈ります。

ということで、気になった方は、ぜひ立ち読み(→購入)を検討してみてくださいねー。それでは。

数学ガール (数学ガールシリーズ 1)

数学ガール (数学ガールシリーズ 1)