todojunの真理を追究する日々

日々考えていることなどを徒然と書いていきます。

 高校サッカー選手権大会決勝の前に

まもなく高校サッカー選手権大会の決勝が始まります。しばらくサッカー観戦などについて触れることがあまりなかったのですが、ちょっと簡単に今年度を振り返るなどしてみます。

野洲高校

今年度は野洲高校の試合を2試合観戦しました。1試合は、高円宮杯グループリーグ最終戦野洲 vs. 市立船橋の試合。後半、野洲高校の綺麗な攻撃が炸裂して、5:1と快勝した試合でした。ネットで色々みてみると、この試合が今年度のチームのベストゲームだったという意見が多いようなので、かなりいい試合を観に行くことができたと思います。上手さだけでなく、今年のチームは強い!と感じさせるような試合でした。
2試合目は選手権1回戦の岐阜工業高校戦。こちらは、特に前半ボールが落ち着かずに攻め込まれるシーンも多く、観ててハラハラしてしまう試合でした。相手チームがよく研究してきているというのもあったと思いますが、かなり苦戦して終了間際になんとか1点決めて勝ったという試合でした。エースの坂本選手はさすがでしたね。新チームは坂本選手の代わりとなるようなエースを育てられているでしょうか。
野洲高校が勝ち進んでいったらもう1試合くらいは観に行きたかったのですが、残念ながら2回戦の鹿島学園戦で接戦の末敗れてしまいました。上手さと強さを兼ね揃えたチームだっただけに残念でした。

高校サッカー選手権決勝展望

鹿児島城西高校の大迫選手は本当にすごいですね。身長が180cm以上もあるとは思えないくらい俊敏で、遠目からのシュートも難なく決めてしまうくらい正確で強烈なシュート。ボールを持ったら何かやってくれそうと感じさせる凄みがあります。得点も9点で大会記録に既に並んでいるし、何よりすごいのはアシストが(正確な数字はわかりませんが)10くらいもあるということです。チームの全得点のほぼ8〜9割に絡んでいるという異常さです。決勝では、大迫選手にどれだけボールが入るかが一つの大きなポイントになるような気がします。
対する広島皆実は、準決勝しかまともに見ていないのですが、鉄壁な守備でした。対戦相手の鹿島学園にまったく付け入る隙を与えませんでした。聞くところによると、四中工戦、作陽戦はさらに堅かったようで、これは本当にすごい守備だと思いました。攻撃も、シュートの精度や力には課題を残すものの、その前までのつなぎはシンプルで綺麗だし、安定感があります。決勝も、ボールポゼッションは広島皆実がかなり高くなるのではないでしょうか。
本当に両チームは好対照のチームなので、本当に決勝が楽しみです。