新人が入ってくる！

今日は奇跡のようなことが起きました。なんと、数理系の新人が来週からうちの課に入ってきます。何がすごいんだと思うかも知れないですが、少なくともここ数年は大体数理の新人の配属先は決まっていて、うちには数年に一度入ってくるという状況だったのです。なので、僕も当然のように今年は新人は来ないだろうと思っていたし、周辺からもそのような気配は全く感じていませんでした。ただ、昨日の１−２年飲み会では、同じ局の同期が、うちの課に新人が入ってくるようなことを匂わせていたのでもしかしたらとは思っていたのですが……
それにしても、全く予想していなかったこともあって、来ることを知った今日の午後からは、そわそわしてなかなか仕事が捗りませんでした。そして、夕方に挨拶に来た新人は、なんと前日の飲み会で数理で一番気に入った人だったのでした。なんというか、びっくりやらうれしいやらで、随分と興奮してしまいました。
数理の新人ということもあって、僕が世話役的に課のことや仕事のことなんかの話をしていたのですが、来たばかりということもあるし、個人的にも今日中にやってしまわなきゃいけないことがあり、また彼も同期で飲む予定があったようなので、早めに帰ってもらいました。結局僕は帰るのがだいぶ遅くなってしまったのですが。

ここ最近は、上司が異動になったこともあって、かなり色々な仕事を平行して抱えてしまっていて、なかなか精神的にも大変な部分があったのですが、少しはそれも改善されるのではないかと思います。まぁ数週間後からまた新人の長期研修があるので、本格的に大きな仕事を任せていくようになるのは、7月以降になるとは思いますが。
そしてまた、僕自身の教育欲も新たに燃えつつあります。もともと、教員という選択肢も相当大きく、むしろ半分教員になりかけたくらいの経歴を持っているだけあって、人育てにとても大きな興味・関心は持っているのですが、これをきっかけにまたその熱いハートが漏れでてきそうです。自分が去年感じたことなどを踏まえて、新人が萎縮せずに仕事をできるような環境作りを心がけていきたいと思っています（同じ素材でも、環境によって全く違う成長を見せると思っています）。まぁ教えるというよりは、触発するからこちらにも沢山刺激や気付きを与えてください、一緒に成長しましょう、という気持ちです。

ちなみに、彼は超ひも理論が専門らしいです。今度プライベートで講義してもらおうかな（笑）