お金について

ちょっとお金について考えてみました。
以前、中学時代の友達が、（彼が）ドイツに留学しているときに、こんなことをメッセで言っていました。
「日本人には、お金を汚いものと思うようなところがあるよね」
彼が言いたかったのは、お金を追求することに抵抗がある日本人が多い、ということでした。そのとき、少なくとも自分の実感としては同意だったので、肯定したのですが、その後の話の展開は覚えていません。で、ちょっとこのことについて改めて考えてみました。
お金を追求することに抵抗があるのは、なぜか？
まず１つに、お金を追求するということが、多くの他人の犠牲の上に成り立っていることが多々あるからではないでしょうか。つまり、お金の追求→他者の軽視と連想してしまうのでは、ということです。実際、お金のために強盗、盗難、誘拐、詐欺など相手を不幸にするようなことをしでかす輩は世の中に多数いるわけです。自分が経験したのでいうと、悪質勧誘もそうですね。
第２に、努力をせずにお金を稼ぐということに対する嫌悪感があるのではないでしょうか。さきほどの例でいうと、お金が欲しいからと、「まともに」働きもせずに「安易に」そういった悪質行為を行うことに対する冷たい目。そういったものを持っている人は多いのではないでしょうか。
続きは次回にします。