教職開発論、教育の方法
今日の3限と5限は、佐藤学先生の「教職開発論」「教育の方法」でした。いまや教育大国であるフィンランドと、芸術教育が盛んなイギリスはレッジョエミリアでの教育現場のVTRを見ました。それに佐藤先生の解説が加わったわけですが、先生の情熱が伝わってきてとても充実したものでした。
フィンランドは学力の国際調査でダントツNo.1の国です。フィンランドの教育の特徴はいくつか挙げてみます。
- 平等主義
- 複式学級(2学年合同、同じテーマを2年やる)
- プロジェクト型の共同学習
- 教員養成は大学院段階
- 教科書の検定を廃止
- 授業時間はあまり多くない(日本より短い)
- 図書館が多い
これを見ると、まさに理想の教育だなー、と思います。この中で、教科書の検定を廃止した意味はわかりづらいかもしれませんが、要するに教師の裁量を大きくしよう、ということです。これも、教師の質が高いからこそできることでしょう。
フィンランドの教育からは、とても夢を感じることができます。学問の楽しさを知ることのできるような理想の教育を実践し、実際結果としても世界No.1という効果が表れているのですから。これから、なんらかの形で積極的に教育に関わっていきたいと考えている僕にとっては、夢と希望、そして活力を与えてくれるような授業でした。