todojunの真理を追究する日々

日々考えていることなどを徒然と書いていきます。

 崩壊家庭地方不良校出身東大法学部生の意見(by fer-matさん)

僕が愛読しているブログの一つが、id:fer-matさんの書いている、上記タイトルのついたブログです。
彼の意見は、本当に深く考察されたものが多く、思わず唸ってしまいます。特に深く考察したことがわかるのは、改めて同じ文章を読んだときです。何度読んでも唸ってしまうんです。素晴らしい文章というのは、何度読んでも素晴らしいんです。彼の主張は本当にスマートで明確で、そして美しい。インターネットという、一度読んだら終わり、的な媒体だけに載せるのはもったいないくらいです。彼なら、現段階で、容易に一冊の本を書くことはできるでしょう。
ちょっと視点を変えます。彼の文章を読んでみてすぐに分かるとおり、彼の意見や言葉遣いはかなり過激です。僕も、初めて彼の文章を読んだときには、少なからぬ嫌悪感を持ってしまいました。乱暴な言葉遣いをする人にいい人はいない、だから彼は性格が悪いだろう、恐らくそんな思考をしていたのだと思います。
ですが、しばらく彼の文章を読んでいるうちに、彼の主張の背後には、確固たる世界観のようなものがあることがわかりました。結局それは、世の中の本質を見る(考える)という言葉に集約されると思います(もしfer-matさんがこの文を読んで、それは違う、と考えたなら修正します)。そういう点では僕の世界観と非常にかぶるわけです。世界の本質を考える上で、人間をどう捉えるか、という点では違いがありますが(これはどうやら境遇に由来しているようである)、世の中の本質を見つめる、という視点は一致しているわけです。
そういった目で見ると、実はfer-matさんは、非常に真摯に生きている人である、ということがわかります。コメントからも、その真摯な姿勢が窺えます。僕の中にあったステレオタイプを取り払って彼の文章を読むと、実は非常に好感が持てるじゃないか!と気がついたのです。
彼の文章に非常に刺激を受け、文章を書く際の参考になっている(彼のブログに出会ってから僕の文章が有意に良くなっている気がする)、という点はもちろんとして、僕自身のステレオタイプに気がつくことができた、という点でも、彼のブログに出会えたことは非常にうれしく思います。僕の周りには、あまりいないタイプでしたから。
しかし、残念なことに、現在、僕は彼のブログにコメントが書き込めないようになっているのです。恐らくこれにはなんらかの原因があるとは思うのですが、連絡手段がないので、そのなんらかの原因を教えてもらうこともできないのです。なので、もしフェルマーさんがこの文章を読んでくれたなら、この件についてコメントください。
おすすめですので、みなさんもぜひ彼の文章、読んでみてください。