todojunの真理を追究する日々

日々考えていることなどを徒然と書いていきます。

 文化祭へ

ちょっと更新していなかった間に、実習は終わってしまいました。夏休みの課題の採点という、非常に地道な作業をしていたら、文化祭準備にあまり関わることができずにあっという間に終わってしまいました。採点って非常に大変です。大体50人分くらいだったのですが、全60問の採点ははっきりいってしんどかったです。普通に採点すれば大体1人15〜20分くらいかかって、それが50人だと750〜1000分(12時間半〜16時間半)くらいかかるわけです。ありえない時間ですよね。3日に分けて採点したとしても1日当たり4,5時間というわけで、結局全ては終わりませんでした。いやー疲れました。
そして今日は文化祭に行ってきました。メインで見たのが、6年生(高3生)の卒業研究発表。これは、かなり充実していました。1年半かけただけあって、相当レベルの高いものに仕上がっていました。自分の興味に従って調査などを行い考察を深めていくということは、非常に大事なことです。全体的に理論面が若干弱いとは思いましたが、こうして1つの作品を創り上げた経験は、必ず後々の人生に生かされるだろうと思います。
今日見た発表で印象に残っているのは、『レフリーを支える制度〜Jリーグにおける審判員の技術水準と地位の向上を目指して〜』と『音楽CDを作る〜自宅で作るオリジナル音源〜』です。前者では、Jリーグのレフリー(審判員)が尊敬されていない現状とその改善案の提言を述べていて、その理路整然ぶりが素晴らしいと思いました。配られたプリントが、白書に載せてもいいくらいの出来(というか白書に載っていそうな感じ)で、思わず「こりゃすげーわー」と思いました。日本サッカー協会の人たちとも連絡を取ったりしていたらしく、相当本格的でした。
もう1つの方は、宅録でスタジオ並みの音質を目指そう!という試みで、より趣味的な要素が強いものでした。良い音質の基準となるものをいくつか定義して(演奏者の意図した音である、雑音がない、など)、それを達成すれば良い音質とみなす、というところが非常に論理的で理系的だと思いました。恐らく宅録って今じゃ普通に多くの人がしていることだと思うので、特段目新しいことでもないのでしょうが、高3の段階でそれを研究という形できれいにまとめたのは素晴らしいと思います。
そして特筆すべきなのは、2人とも発表がうまい!ということです。本当に落ち着いて発表していて、相当な風格を感じさせました。かなり訓練をしてきているとは思いますが、やっぱり発表の締まり具合だけで印象はかなり変わるもんですね。
あとは、自分の担任したクラスの出し物を観に行ったり、NGO団体のフェアトレード関連商品を買ったりしました。買ったのは、ハート型の石に、「Earth」という文字が刻まれたもの。ここで使ったお金が、どこかの貧困な人たちの役に立つのでしょうか。実は、先日ひょんなことからホワイトバンドを買ったのですが、買ったその日にネットで調べてみたら、ほとんどが広告・宣伝・制作・流通費に回ってしまうという衝撃的な事実を知ってしまいショックを受けたのです。慈善団体の中には、ちゃんとした理念の下に活動している団体もあれば、人々の善意を利用した金儲け団体もあるようなので、見極めは大事だと思います。今回は、生徒が授業を受け持った子だったというのと、生徒達が貧困問題に関心を持って活動することは単純に良いことだと思ったので、買ってみました。
後は、中夜祭に参加したかったのですが、実習が終わってしまった人は外部になってしまうので参加できないということでした。。まだ実習期間の人が体育館の中に入っていくのを切なく眺めながら、実習が終わってしまった数人は帰路についたのでした。
明日は、文化祭2日目(最終日)で、また久々の研究室サッカーの日でもあります。午前中に文化祭に行って、午後はサッカーに参加しますかね!実習話とか積もる話はたくさんあります。