todojunの真理を追究する日々

日々考えていることなどを徒然と書いていきます。

 Rie fu / Rie fu

Rie fu のファーストアルバム「Rie fu」、随分前に買って一時期かなり聴いていたのですが、最近久しぶりに聴いてみたら、すごくいいです!相当な音楽的素養に裏打ちされた絶妙なメロディーに、ちょっと鼻にかかった包み込むような歌声が綺麗に乗っかっていて、アルバムを通して聴くととても癒されます。
最近、アルバムの力というのをすごく感じています。1曲1曲が強烈な個性を放っていなくても、アルバム全体を通して聴いたときになんらかの一貫性に基づいたメッセージが受け取れて、心に染み入るものがある、というのがかなり理想的です。1曲1曲を単独で聴くよりも、アルバムの中に溶け込むことで相乗的に曲の良さが表れてくること。そして、それぞれの曲はアルバムの中で欠かすことのできないものであること。こういった要素を備えているアルバムは、間違いなく良いアルバムと言えるでしょう。
今年発売されたアルバムでは、Rie fuのこのアルバムと川江美奈子さんのファーストアルバム「時の自画像」が、僕の中では双璧となりそうです。さらにここに、10月発売の伊藤サチコさんのニューアルバムが加わることを願っています。というか、加わるでしょう(断言)。
興味のある方は、Rie fuの公式サイトディスコグラフィーでアルバム全曲試聴ができますので、聴いてみてください。