todojunの真理を追究する日々

日々考えていることなどを徒然と書いていきます。

 勉強漬けの日

今日は金曜、1限教職科目、2限3限(実質2限のみ)必修演習、6限特許法(教職のため)という予定でした。まずは1限をいきなり寝ぶっち(死語?)してしまい、相変わらずなスタート。軽く2度寝してしまったら、2限もぎりぎりになってしまいました。
2限の演習では、はじめにコース幹事の先生から卒論の心構えについて話がありました。うちのコースに昔から伝わる卒論訓的な文章(ちょっと昔の文語文のため読みづらい。漢字も旧字体のオンパレード)を音読する他にも、うちのコースの歴史にまつわる2枚の資料ももらったので、去年よりさらに気合いが入っていました。まぁ卒論終わってから心構え聞いてもしょうがないんですけどねぇ。ただ、終わってから聞くと妙に納得できることがあることも事実で、例えば「実験が終わっても、そこから論文を書くのに非常に時間がかかる。往々にして、実験結果が出てこれでいこう!と思ったときに時間切れになってしまう」という言葉には大いに納得。去年もここまで自覚があればなー(笑)
実は、この時間に先生が言った言葉にグサッときてしまいました。「君たちは演習のレポートでは期限に遅れてもなんとかやって乗り越えてきたかもしれないけど、卒論では教務課で判子を押してもらうからそれは通用しないよ」という言葉です。わ、わたくし、演習でなんとかなりませんでした(救済措置はあったけど)。。なんかこの言葉を聞いたとき、色々複雑な思いが甦ってきてしまいました。できれば聞きたくなかったー。。まぁあれはあれだ。気を取り直していこう。
その後本題の演習に入り、助手さんの講義。去年度とやっていることは基本的に同じで、レジュメを配ったところだけ去年とちょっと違うところでした。「時系列データの定常性と決定性」というテーマで、確率変数をベクトル空間により表記し、時系列(確率過程)をベクトルの運動を捉えることがポイントとなる、あれです(to うちのコース出身の人)。去年は講義を聞いてもちんぷんかんぷんでしたが、さすがに今年はだいぶ理解度が増していたので、課題を頭に巡らせながら聞いていました。
講義が終わり昼飯を食べた後、図書館で猛然と課題に取り組みました。目標は、「今日中にレポートを提出すること」。今年は違うところ見せたるんじゃー!と変な対抗意識のもと、気合いを入れてレポに取り掛かりました。6限が18時15分からだったので、まだまだ時間はある。途中、去年解き詰まったところもなんとか乗り越え、順調に進んでいきました。が、課題3つ中、3つ目の2/3くらいで残念ながらタイムアップ。惜しくも出題日当日提出はなりませんでした(6限終了後にも取り組むことは可能だったけど、なにぶん勉強するにいい場所がなかった)。でも、やっぱ当日中に片付ける意気込みでいくのはいろんな意味で(特に精神的に)いいなーと思いました。
6限の特許法は、去年に引き続き履修(去年はレポ出さなくて単位なし)。今年度は、特許庁の若手(たぶん30代)の人が担当で、去年より断然面白そうです。いきなり、特許庁直々のテキスト「産業財産権標準テキスト 商標編」(ISBN:4827107726)を配布し、その他に資料4枚を配るという気合いの入りっぷり。実は、もう課題は提示されていて、レポート課題は4題で各20点満点、出席も20点満点で5回出席すれば満点、という仕組みになってします。まぁ面白そうだし全部出ます、おそらく。もらったテキストを読んでるだけでも非常にタメになります。
久々に講義&勉強だらけの日記でしたぞ。来週以降もこんな感じになっていきそうです。

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ところで、読売新聞の夕刊、日本語を大事にするアーティスト特集で、伊藤サチコさん見ていただけました?紹介文章はたった2行(!?)でしたが、写真も載っていたので、それなりにインパクトはあったかなー、と思います。しかも全国紙ですからね。期待の新人としては、矢野絢子さんも紹介されていて、そちらの方はやたらと大きく取り上げられていました(くやしー)。あ、でも矢野絢子さんもはっきりいってすごい人なのでおすすめです。一度曲を聴いてもらえれば、確実に何か感ずるところはあると思います。しかしあのコーナー、新聞読者のどのくらいの割合の人が見てくれているんでしょうかねぇ。
実はネット上でも見れるようです。
http://www.yomiuri.co.jp/entertainment/music/future/20051007et0b.htmYOMIURI ONLINE
で、よく見たら川江美奈子さんも載ってるじゃないですかー!!去年から今年にかけて1番アルバムを聴いてお世話になっている2人「伊藤サチコ」さん、「川江美奈子」さんが2人とも載ってるなんて素晴らしすぎます。僕の耳も捨てたもんじゃないですね。これで、僕のおすすめもある程度客観的な裏づけができたわけです(笑)
しかし、森山直太朗さん、河口恭吾さん、という日本語の美しさを大切にしている2人の有名アーティストに並んで、サチコさんや川江美奈子さん、そして矢野絢子さんが併記されるのはすごく喜ばしいことです。もう1人、タテタカコさんが紹介されていましたが、名前はよく耳にするものの、まだ音源を聴いたことはありません。長野で活動されているらしいので、来年度以降もしかしたらお世話になることがあるかもしれません。
あと、個人的には、日本語「も」大事にするアーティストとして、Rie fuを挙げたいと思います。Rie fuの曲は、綺麗な英語もさることながら、日本語もとても大切にして詞を書いている印象があります。伊藤サチコさんの「僕の場所」、川江美奈子さんの「時の自画像」、Rie fuの「Rie fu」は、今年とてもお世話になったアルバムなので、みなさんも聴いてみてはいかがでしょうか。
参考リンク:3月8日の日記(id:todojun:20050308:p2)