todojunの真理を追究する日々

日々考えていることなどを徒然と書いていきます。

 国I2次専門記述試験(理工Ⅱ)戦略

昨年はかなり不出来に終わってしまった国Iの2次専門記述試験ですが、今年は2度目だし去年の問題も持っているので、去年よりは対策がしやすいです。もちろん、ここ1年程は数学からかなり離れてしまっていたので、実力的に数学(の問題を解ける)能力が飛躍的に上がっているとは思えませんが、どの分野にどの程度の問題が出る(可能性がある)か、ということがわかっているだけでも、随分違うものです。
例えば、去年は、線形代数と確率モデルを選択しましたが(8題中2題選択)、両方ともパッと見は取っ付きやすかったものの、完答するのは非常に難しいレベルでした。しかし、今日解いてみたところ、経営工学の分野の問題が簡単に完答できるレベルであったことがわかりました。必要な事前知識はほぼゼロで、時間も大してかからずに完答できる程易しい問題だったので、コストパフォーマンスは最高です。もし去年、パッと見の取っ付きにくさから敬遠していなければ、確実に最終合格できていたでしょう。それだけ、問題の選択が重要である、ということがわかります。
他の受験者がどのようなタイプであるかはわかりませんが、僕は純粋数学系の問題が苦手なので、数学モデルや経営工学のように、厳密な数学的知識をあまり必要としない分野を選択する方が良いような気がします。プログラミングも、どちらかというと後者のタイプの問題に近そうなので、十分選択の可能性を考慮に入れておいた方が良さそうです。要するに、時間はたっぷりあるのだから、早々に選択する問題を絞り込んでしまわずに、きっちり全ての問題に目を通して、できるだけ解きやすい問題を選択することが大切だということです。
こういう単純なところで、意外と差がついてしまうものだと思います。