todojunの真理を追究する日々

日々考えていることなどを徒然と書いていきます。

 自転車で散歩

今日は、久しぶりに自転車というものに乗って、そこいら辺をぶらぶらしてきました。なんで最近自転車に乗ってなかったのかというと、単純に自分の自転車がボロくなったので処分してしまったからです。まぁ新しい自転車を買うほど頻繁に乗るわけでもないし、と思って買ってなかったのですが、久々に乗って散歩したい気分になったので(正確には散歩じゃなくて散乗?)、母の自転車を借りました。

と、、実はちょっと嘘つきました。自転車で散歩したくなった、というのは後付けの理由で、実際には歩いて行くには遠い中古書店に行きたかったからでした。ついでに、交通費も浮くので立川に行ってしまおうと。結局、古本屋ではめぼしい本を見つけられなかったので、立川の新品書店に行くことにしました。つまり、中古書店→新品書店、という流れ。自転車を使ったところで、結局は使わなかったときと行き着くところは同じなわけで。

大体本屋に行くと、様々なコーナーに目移りして時間を費やすことが多いのですが(2,3時間居ても全然退屈じゃない!)、今日は最近自分の中のブームがさらに加熱している経済(学)を中心にじっくりと見ていきました。結局、経済関連の本で買ったのは次の3冊。

金持ち父さん貧乏父さん

金持ち父さん貧乏父さん

この本は、以前から文庫化されたら絶対買おう!と思っていた本ですが、文庫化の気配が全くないので、買っちゃいました。新書や文庫(やペーパーバック)に慣れているので、学術書ではない本に1000円以上(この本は1600+税円だった)払うとなるとちょっと考えてしまうんですよね。今日は、立ち読みしてかなり良さげだったことと、ちょうど経済熱が再燃してきている今買った方がいいかな、ということで買いました。未読。

日本を滅ぼす「経済学の錯覚」 Illusion of Economics (ペーパーバックス)

日本を滅ぼす「経済学の錯覚」 Illusion of Economics (ペーパーバックス)

この本は、今読んでますが、相当刺激的で面白い!著者の核となる主張が、最近自分が疑問に思って考えていたこととほぼ同じことだったので、即座にびびびっときました。氏のメインの主張は、「過剰な貯蓄は経済を縮小させるので悪だ!」ということです。僕も最近、「(過剰な)金銭の節約は何ら美徳ではない!」と考えていたばかりなので、うんうん頷いてしまいました。他にも、現代経済学の主流に挑戦を挑むような命題を沢山導き出していて、本当に興味深く面白いです。この本と同様に感銘を受けた似たタイトルの本「日本を滅ぼす教育論議 (講談社現代新書)」の著者が、同様に東大の理学部出身であることは決して偶然ではないでしょう。理系的・論理的思考が存分に生かされています。もっともっと、理系出身の人が経済界にインパクトを与えるようになって欲しいと思います。今のところ、半分程度まで読んでいます。

これも経済学だ! (ちくま新書)

これも経済学だ! (ちくま新書)

文化や宗教や弱者など、あらゆる社会的な事柄を経済学的に考えてしまおう、という本。これも僕の現在の嗜好にぴったりな内容っぽいです。まだきちんと読んでないですが、どんなことが書いてあるか、既にちょっとワクワクしています。


そして、経済学とは違った意味で自分にとって時事的な本がこれ。というのも、最近ひょんなところで学会員の人たちと知り合うことになったので、少しきちっと学会について知っておこうと思ったからです。この本は、2ちゃんねるなどと違って(笑)、相当中立的な立場から書かれているという話でしたので。

創価学会 (新潮新書)

創価学会 (新潮新書)


いやー、それにしても、本屋って本当に素晴らしい知的宝庫ですね。もし、国内に存在する全種類の書籍を集めた本屋があったとしたら、一週間毎日朝から晩まで通い詰めても飽きなさそうです。本と音楽はやめられない!学問と芸術は人類の最高の資産だと思っています。