todojunの真理を追究する日々

日々考えていることなどを徒然と書いていきます。

 2日連続フットサル

この土日は2日連続でフットサルをやりました。梅雨シーズンで雨の割合が高いので、サッカーは当分の間やらないことになっています。
さて、フットサルをやっていて思うのは、やっぱり自分が一番得意で理想とする形に持っていくことが大事だということです。僕の場合、スピードはあるけど、フィジカルは弱い。技術はあまりないけど、ボールを扱う感覚はそれなりにある。そういったことに焦点を当ててプレーをしています。
サッカーの場合は、ドリブルとパスが大きな選択肢になっていて、プレーの展開もそれを中心にして行うことになりますが、フットサルの場合にはコートが狭いので、それに加えてシュートも大きな選択肢になります(もちろん、高いレベルの試合になると、遠目からのシュートはほとんど入らないですが)。よく、パスサッカーこそ日本の進む道であるということを耳にしますが、ドリブルが脅威にならない場合には、マンツーマンでかっちり守られた時に攻撃の糸口が見つからないということがよくあります。ドリブルで進んだ場合、取られたときのリスクがかなり高くなりますが(既に抜かれたような状態になりやすい)、相手の守備を崩すための有効な手段にはなるでしょう。
僕の場合は、一気に加速して抜くことを常に選択肢に置いておくことで、相手が近づいてきにくくすることを心がけています。また、半分くらい抜いた状態(完璧には抜けてない状態)からも意識してシュートを打っているので、相手にかなりの精神的プレッシャーをかけていると思います。特に高度な技術を持っているわけではないので、こういった駆け引きと言うのはとても重要ですね。総合力で勝負です。チームプレーに関しては、ほとんど戦術を持っていないので、まだまだですけどね。
ボール扱いに関しては、最近は両足をうまく使うことを意識しています。具体的には、右足と左足の間を少し空けて、それぞれでボールを扱いつつ、時折もう一方の足に移す、みたいなのを意識して行っています。多くの場合、両足でボールを扱っていても、利き足で主にコントロールをしているので、2本の足の能力をあまり生かせてないんですね。なので、あえて両足の間を広げて、それぞれの足が独立に動いているような感じにすることで、できるだけ2本分の能力を引き出せるようにしているのです。もちろん、状況によりけりなので、常にこのようなボール扱いをしているわけではありませんが。
あとは、身体の入れ方や扱い方も得意とする部分なので、技術面での若干の不足をそこで補えるように意識しています。小さい頃からの訓練のおかげか、相手とボールの間に身体を入れる感覚は結構身についているので、それをさらに洗練させようと、イメージトレーニングなどをしています。相手とボールの間に身体を入れるというよりもむしろ、自分を挟んで相手と逆側にボールを置くことの方を特に意識しているかも知れません。「そこまでうまい感じはしないんだけど、なぜかあまりボールが取れないなぁ」という感覚を相手に植え付けることができたとしたらうれしいですね。
今、毎回参加させてもらっているフットサルでは、僕の得意とするところは、スピードとターンだと言われています。ターンは、例えば斜め右前へのドリブルから時計周りにターンして斜め左前へのドリブルに方向転換することです。もうひとつよくやるのが、味方陣地側に向いてボールを受け取ったら、即座に回転して前を向くことです。これはボールを受ける前には常に意識しています。ここら辺も、大きな武器として洗練させていきたいと思っています。


今のフットサルメンバーには、本当に技術のある人が沢山いて、僕はその人達に比べると明らかにかなり見劣りしてしまいます。その分、頭を使うなり、自分の得意とする部分に磨きをかけることで、総合的なフットサル能力を上げていくことを心がけています。目の前には常に課題があって、それを試合なりイメージトレーニングなりで乗り越えていくというチャレンジは本当に楽しいものです。
最後に、自分がこの人うまいなー!と思うプレイヤーについて簡単に書いてみます。端的に言ってしまえば、「いつも嫌なところを突いてくる人」ということになります。大体、完璧なプレーなんてものはないわけで、守っている際にも、わずかな隙や穴みたいなものは常にあります。そして、守っている側自身にもある程度そのような認識があって、まぁでもいいだろう、くらいに思っていたりするものです。実際、多くの場合、その隙は突かれないものですが、上手い人は見事にそこを突いてきます。これを繰り返しやられると、精神的にかなりやられますね。決して派手なプレーではなくて、だから見ているだけの人はなかなかその上手さには気がつかないものですが、僕はこういうプレイヤーに一目を置きます。そして、やっぱり自分が目指すんだったらこういうプレイヤーだな、と思います。
コツコツとした積み重ねですごい境地に至ることを祈って、これからもフットサル(やサッカー)を続けていきます。