本の価値とは、その内容の濃さ(つまり質)によると思うのですが、どうやら実際にはページ数によって価値(著者の報酬や、本の値段という意味で)が決まるようです。時折出くわす、同じ主張を別の言い方で何度も繰り返すという類の本は、ページ数だけの価値が備わっていないと感じます。これはいかがなことでしょう?とはいえ、質に関しては客観的な指標を取りづらいということで、代替案が示せないところではありますが。
個人的には、中身の濃い、薄い(ページ数の少ない)本を専門に扱った新書があるとうれしいと思います。これが消費税込みでワンコイン(500円)で買えたらいいですなー。