todojunの真理を追究する日々

日々考えていることなどを徒然と書いていきます。

 もやもやしたアイデアを生かす方法

本を読んだり、人と話をしたりしたときなど、なんだか言いたいことがあるんだけど、うまくまとまらなくて言葉にできない、ということはありませんか?もしくは、頭の中でまとまりつつあるのだけど、どこかに書き写したりしないまま忘れてしまうことはありませんか?で、なんだかもったいない気分になるという。
僕はかなりそういうことがあります。普段からいろんなことを考えまくっている(すぎている?)せいで、アイデア(考え)はどんどん出てくるのに、端から忘れてしまう、ということがよくあります。これはもったいない、ということで、それを回避するために自分が取っている(もしくは取ろうと思っている)方法をいくつか紹介します。
まず、ポイントとなるのは、考えていたこと(もしくは一般に記憶しているもの)というのは、あるきっかけがあれば簡単に思い出すことができる、ということです。夢でも同じですが、ある一部が思い出せれば、それをきっかけにして多くの場面が思い出せるということがあるはずです。だとすれば、大切なことは、思い出すきっかけになることを、いかにして保っておくかということになります。保っておくか、といっても、頭の中に保っておくといつ忘れてしまうかわからないので、メモを取っておくことになります。なので結局、思い出すきっかけになることを、いかにしてメモに取るかということが重要になります。
本を読んで触発され考えたことに関しては、該当するページにポストイットを貼り付けて、ここでこんなことを考えたよ、ということをちょこっと見出しのように書いておくとよいでしょう。さらに、読書ノートのようなものを作って、読書記録を取っておくと尚良いと思います。
電車の中で考え事をしていてふと気づいたときなどは、携帯のメモ帳や送信メールにポイントだけ書き込んでいます。ここでいうポイントというのは、考えていた全体を思い出すきっかけになる部分です。
ここまでは簡単に思いつきそうなことですし、実践している人も多いと思います。もちろん、「簡単に思いつく」から「実践する」にはかなりの差がありますので、思いついてても実践していない人は、ぜひ実践することをおすすめします。
さて、1番厄介なのは、上記のようなアイデアがあったとき、その中のいくつかのアイデアが結びつきそうなときです。AとBとCというアイデアがあるのだけれど、なんとなく結びつきそうな気がするんだよなー、だけどなんだかよくわからんなー、という場合です。これをメモするのは難しいです。AとBとCのアイデアを書いて、それを線で結んでみただけでも多少見通しはよくなりますが、どのように結びつきそうなのか、というのを簡単にでもメモしておいたほうが多少は有効と感じます。といっても、そもそもどのアイデアが結びつきそうなのかも明確ではないことも多いので、残念ながらメモすることもなく、ぼんやりしたまま消えてしまうことも多いです。
ここで、ちょっと別のアプローチを考えてみます。今、AとBとCというアイデアがくっつきそう、ということを書きましたが、その3つのアイデアが想起されたということは、少なくともそのそれぞれについて自分がそれなりに考えたことがある可能性が高いです。で、これは僕の場合ですが、自分独自のアイデアだと思っていたものが、実は本が参考になっている、ということが非常に多いです。後から本を読み返してみてびっくりします。「あれ、これ自分のアイデアだと思ってたら、ここにほとんど似たようなこと書いてあるじゃん」というように。たいていそういう本は自分が好きな本で、かなり影響を受けたものです。なので、少なくとも自分にとっては、自分独自のアイデアだと思っていたものは、影響を受けた好きな本に載っていることが多いです。もちろん自分が解釈した上で吸収しているので、多少変わっている部分もありますが。
だとすれば、自分が好きで核となる本を定期的に読み返していれば、AやBやCのようなアイデアが頻繁に出てきて、少しずつ自分の考えが深まってくるような気がします。アイデアの融合も結構起こるでしょう。
というわけで、アイデア同士の結びつきに関しては、その場で思いついたことをメモしたり深めるのは難しいので、自分がよく読む本を読み返してみたりするなかで、参考になる部分を発見して考えを発展させるのがよいと思います。一般的にも、アイデアを思いついたり融合したりするのには、自分の中で核となるような気にいっている本を繰り返し読むことが有効だと思います。
うまく書けたかわかりませんが、多少なりとも参考になったらうれしいです。