todojunの真理を追究する日々

日々考えていることなどを徒然と書いていきます。

 現在の高校教育や高校生について考えていること(面接カードより抜粋)

近年、学力低下が取り沙汰されてきていますが、私が家庭教師で何名かの高校生に接してきて思うのは、彼らの生きる姿勢は私の世代となんら変わっていない、ということです。表面的には違いがあるとしても、自分をより高めて生きていこう、という基本的な姿勢は変わることはなく、適切な環境さえ与えられれば十分に成長する可能性を感じました。 また、青少年の悪質な非行が増加していることが指摘されていますが、「子どもは社会を映す鏡」という言葉が表すとおり、規範意識が希薄化した現代社会を反映しているのではないか、と考えています。大人の側が、まず自らに原因があることを自覚し、反省し、対策を講じなければ、事態は好転しないと思っています。
高校教育に関しては、インターネットの普及によって、様々な情報が容易に手に入るようになった今、情報の取捨選択能力などの情報リテラシーコンピュータリテラシーを身につけさせることと、それらの実践として意見を発表しあう議論の場を設けることが非常に大事であると思います。また、時代に左右されない基本的で本質的な学力や生きる知恵の重要性もますます増してきていると感じます。このような流れに対応して、教師として優秀な人材の確保も重要であると思われ、そのための動きとして現在進められている、教員免許更新制、教員専門職大学院の設置などに注目しています。