todojunの真理を追究する日々

日々考えていることなどを徒然と書いていきます。

 新書シリーズランキング of マイ本棚(3)−番外編−

前回:新書シリーズランキング of マイ本棚(2)−第3位〜第1位−
昨日で第1位までの発表を終えました新書シリーズランキングですが、今回はその番外編です。

  • 少数シリーズ
2冊 祥伝社新書 洋泉社(新書)
祥伝社新書は、現時点で30余りしか発行されていない新規参入組です(会社自体は1970年からあるようです)。ジャケットを外した柄の良さは、新書の中でも随一です。洋泉社(新書)は、量が多く読み応えがあるのですが、学問的というよりは、センセーショナルなものに偏っている印象があります(2冊しか持ってないので印象程度ですが)
1冊 平凡社新書 ワニのNEW新書 新潮新書 文春新書
ここら辺りの新書は、出版社自体が無名だからというのではなく、単にシリーズの方向性と自分の興味があっていないから所有点数が少ないのでしょう(新潮、文春はあまりに有名)。これより下には、明示的には現れない0冊の新書があるはずなので、この4シリーズはドベではなく、ブービー賞になります。
  • 著者ランキング(敬称略)
2冊 多数
恐らく15人程はいるので割愛します。
3冊 苅谷剛彦 和田秀樹 樋口裕一  長山靖生 鷲田小彌太
個人的な評価があまり高くない人も多くてちょっと意外です。この中では、長山さんが1番好きですね。日常感覚からの視点が多く好感が持てます。
5冊 岩月謙司
岩月さんの真髄は、経験から帰納的に総合した男女論と人生論。特に女性という性に関する卓見には目を見張るものがあります。読者を圧倒的に引き込む力は凄まじいです。
7冊 齋藤孝
齋藤さん、圧倒しました。齋藤さんは、教育系の本が多く、個人的な興味ともかなり一致するし、訴えかける力が強いのでお気に入りが多いです。大衆向けであり、かつ質が高いという点では、齋藤さんに勝る人はそうそういないのではないでしょうか。こういう方が大衆の支持を得ているのはうれしいことです。まだまだ日本も捨てたものじゃないです。

こんな感じで、この企画は今回で完結です。また来年似たような企画をやるかもしれませんが、やらないかもしれません。(完)