todojunの真理を追究する日々

日々考えていることなどを徒然と書いていきます。

 5週間研修が終わりました

とうとう5週間に渡る初任行政研修が終わりました。政策課題研究発表あり、介護実地体験あり、ディベートあり、地方自治体実地体験ありと、なかなか盛り沢山な内容でしたが、終わってみればあっという間でした。特に、3週目辺りからは加速度的に時間が過ぎていきました。気がついたら一週間が終わっていたという感じが続きました。
今回の研修での一番の収穫は、他省庁を含めた同期の人たちとの交流を深められたことです。本当に優秀な人と沢山出会い、とても刺激を受けましたし、今後も色々なところで頼りになる友人が沢山できたと思います。省庁間の垣根だとか、縦割りの弊害などということがよく言われますが、信頼できる友人が他省庁にいることは、確実にその省庁とのやり取りをスムーズにすると思います。当たり前といったら当たり前のことではありますが。
僕にとってとても幸運だったのは、研修中に頻繁に一緒になって討論や作業をする生活班という単位があるのですが(1班当たり6,7人)、僕の所属した班がとてもまとまりがよく、仲が良かったことです。仲の良さ・まとまりのよさでは全18班のうち1番だった自信があります。その噂が他の班から伝わったようで、最終日には研修所の職員の方々との意見交換会を全班を代表してやることになりました。班員みんなが自分の班の仲の良さを自覚し、それに誇りを持っていましたが、これはすごいことではないでしょうか。本当に素晴らしい班になって良かったと思っています。
生活班の他にも、課題毎にメンバーを変えた色々なグループを作ってそこで討論などを行いましたが、やはり生活班の結束力の強さには敵いませんでした。グループの結束力を強めるためには、実はかなり色々な要素が満たされていなければいけない、ということがわかりました。生活班がとてもうまくいった理由としては、

  • 聞き上手・褒め上手な人が多かった
  • みんなが適材適所で能力を発揮していた(それぞれの個性が上手く活きていた)
  • 温和な人が多かった

などが挙げられます。結果として、議論はとても生産的なものになり、班の雰囲気も家庭のような温かさを持ったものになりました。本当に居心地の良い班でした。今回の研修では、上手くいく組織とはどんなものか,というような組織論についてもかなり勉強になるところが多かったです。

他にも色々ネタはありますが、疲れているので今日は以上です。とりあえず、無事に研修を終えて帰って来たことを報告しておきます。