todojunの真理を追究する日々

日々考えていることなどを徒然と書いていきます。

 疲れた1日

今日は演習の日なので、早起きして学校に行きました。昼夜逆転の日々の中に週1回でもこうやって早起きしなきゃいけない日があるのは、生活習慣を正すためにも非常に良いことですね。
今日の演習は、10月から新しく入ってきた助教授の方の担当でした。内容は、「単調ブール関数の双対化問題について」という、ちょっと聞きなれない話でした。一言でいうと、単調な論理積標準形から、それと等価な単調な主論理和標準形を求める、ということです。先生は「簡単でしょ」という言葉を頻発していましたが、正直あまり簡単だとは思えなかったです。。実はこの問題と等価な、双対性判定問題がクラスNPに属することはわかっているのですが、クラスPに属するかどうかはまだわかっていないようです。これが仮にクラスPに属することを証明できれば(つまり多項式時間アルゴリズムが存在することが示せれば)、相当偉大な成果になるようです。君たちにもチャンスはあるんだよ、と力説していました。
で、課題がなんと、今日の講義をまとめてレポートにする、というものでした。演習でこの形式のレポートは初めてですね。というのも、まだ新しく入ってきたばかりで演習の担当になったため、レポート課題が必須であることを直前まで知らなかったようです。それで急遽このようなレポートの形式にしたという。とりあえず、自分が頭である程度しっかり理解できたところをがっちり書くことにします。
演習関連の話題をちょっと。この前にも書いたかも知れませんが、現4年生の演習遅刻&欠席率がやたらと高いです。必修なのに、講義開始時点で2/3〜3/4程度しか出席してないって、これ結構まずいですよねぇ。僕のいた学年ではさすがにこんな状況ではなかった気がするのですが。学年によって随分と意識に違いがあるのでしょうか。まぁ気をつけて、としか言いようがないわけですが。
あとこれは蛇足になりますが、講義が終わった後、そのまま教室でいつものように勉強していたら、これまたいつものように数人の4年生がだべっていました。そしたら、なんとそこで僕の話題が出たんですね。僕の名前が直接出たわけではないですが、明らかに僕のことを指していました。だって、「院生なの?」「卒業直前で留年しちゃったみたい」ということ言ってるんですもの。僕以外いないですから(笑) そしたら、誰かが僕が教室にいることを(暗に)指摘したらしく、その話は止みました。その微妙な空気を感じて僕も微妙でしたねー。むしろこっちから積極的に話しかける、という手もあったのですが、また面倒になるかも知れないので黙々と勉強を続けてました。もしかしたら、この文章を読んでいる4年生もいるかも知れないので言っておきます。「ちゃんと気がついていましたよー」。誤解されないように言っておくと、別に僕は怒っているわけではありません。というかむしろ、話してた女性のキャラがあまりに面白くて、友達になりたいくらいです。なのでこれは挨拶です(笑)
さて、その後「特許法」まで暇があったので、書籍部に寄って、なぜか古典を買ってみたい衝動に駆られて、「エミール(上)」(ISBN:4003362217)を買ってしまいました。一応名作と言われる古典には1度はきちんと目を通しておこう、という思いが目覚めたのです。でも、でもですね、ここで言いたいことが1つあります。「古典なのになんで高いの?」 だって、著者ルソーの死後50年は優に過ぎているわけで、著作権はなくなっているはずです(海外の著作権事情がどうだかわからないけど、少なくとも死後2世紀経っているのでどちらにしろ著作権はないはず)。そうなると、一体税抜き800円という値段はどこから出てくるのでしょうか?項数も300ページちょっとで、特別厚いわけでもない文庫です。なんだかこれは少し納得がいかないですね。500円くらいにはして頂きたいです。1冊では大した問題にはならないですが、何冊も買おうとするときには結構気になります。もしかしたら、これは訳者の著作権の問題が絡んでくるのでしょうかねぇ。
なんだか睡眠不足で疲れて頭が痛かったので、「エミール(上)」はまだちゃんと読んでいません。教職を目指すものとして確実に読んでおくべき古典ではあると思うので、全3冊しっかり読み込もうと思います。あと、古典で読みたいと思ったのが、「資本論」と「君主論」。「資本論」はかなり分量が多いようですが、1度はしっかり読んでおきたいです。
そんなこんなで、今日は「特許法」を途中退席して(出席だけつけて)帰ってきました。なんだか夜は頭が痛かったです。もともと頭痛持ちではないので、ここ1年では1番くらいの頭の痛さでした。前も書いたように、頭の痛い問題も抱えていて、本当に比喩ではなく頭が痛くなってきています。
明日は、早稲田祭伊藤サチコさんが登場します!正式なライブはないようですが、弾き語りがしたいからと、キーボードを持ち込んでくれるそうです!また、アルバム「三日月の夜」を持っていけば、サインもしてくれるようです!お暇な方は、ぜひ見に行きましょう!